19/12/08

無事に引越しが終了した件について

ちょっとしたドタバタはあったものの、先週の土曜日に無事に引越しが終わった。狛江市民になって一週間が経ったわけだけれど、周辺環境を含めた住み心地については、いまのところおおむね満足している。ただ、引越し自体は面倒なので、現在の心境としては、当分引越しはしたくないというのが正直なところだ。ということで、しばらくは狛江市に住みついてやるぜ。



25平米の部屋から20平米の部屋に引越したわけだが、わずか5平米とはいえ、元々が25平米なので5分の1にあたるスペースが削られたことになるから、やっぱり狭い。その狭さを痛感したのが荷ほどきをしたときだ。前回の引越しでは30分くらいで荷ほどきが終わったのに、今回はたっぷり2時間以上はかかった。それというのも、とにかく収納スペースが狭いからだ。

クローゼットやシューズケースやキッチンの収納などは一応確保されているけれど、そのサイズがいちいち小さいため、前の物件では余裕で入っていたものが、高さが足りなかったり奥行きが足りなかったりで、なかなかうまく収まってくれない。なので、いろいろと配置を変えてみたり、縦のものを横にしてみたりといった感じで悪戦苦闘したために時間がかかってしまったというわけだ。

狭さという点では、洗面台がないというのがものすごく不便だ。そう、いまの部屋には洗面台がないのだ。朝の身支度をするときに洗面台がないというのは思った以上に不便で、これがこの物件の最大の弱点だ。しかたないので、近所のニトリでスタンド式の鏡を買ってきてしのいでいる。まあ、この不便さにもそのうち慣れるだろう。なにしろ、人間というのは慣れる生き物だから。

狭いといえば、新しく買った冷蔵庫がとにかく狭い。いままではスカスカだったのに、単純に中身を移し替えただけで一気にぎゅうぎゅう詰めになってしまった。高さとしては3分の2くらいになっただけなのに、収納力としては3分の2どころか5分の1くらいに減ったような気がする。とにかくそれくらいに収納力がない。本当にびっくりするくらいに収納力が貧弱だ。

買い物事情については、駅前に4軒のスーパーがあるので、まったく不自由はない。いまのところ、業務スーパーを普段使いのスーパーとして利用している。業務スーパーは野菜の品揃えが貧弱だという印象があったのだけれど(実際に、千葉駅近くの業務スーパーは野菜の品揃えが貧弱だった)、喜多見駅前の業務スーパーは店頭に野菜を並べるくらいに野菜の品揃えが豊富なのがいい。普段使いのスーパーとしてはそこそこ優秀だ。

さらに嬉しいことに、自転車で5分くらいの距離にオーケーストア成城店があるのだ。オーケーストアの素晴らしさについてはこの覚書で書いているのでここでは触れないが、とにかく素晴らしいスーパーなのだ。しかし残念なことに、千葉のオーケーよりもちょっと値段が高い。きっと成城という場所のせいなのだろうが、商品によっては、喜多見駅前のスーパーの方が安いものもあったりする。

それと、店内の活気がないのも気になる。千葉のオーケーなんて、週末の夕方ともなるとレジの前には長い列ができるのに、成城店の場合はほとんど待つことなく会計ができてしまうのだ。まあ、スピーディーに会計できるのはありがたいことなんだけれど、自分が大好きなオーケーストアがないがしろにされている感じで、ちょっと気になる。やっぱり成城マダムは、オーケーストアではなく成城石井を利用しているのかしら。おほほ。

そんな感じで、スーパーをはじめとして日常生活に必要な店は一通り揃っているけれど、非常に残念なのが図書館だ。狛江市の中央図書館に行ってみたところ、そのあまりにも貧弱な蔵書にガカーリしてしまった。千葉市の中央図書館はもちろんのこと、稲毛図書館にもまったく及ばないくらいの貧弱さで、本当にがっかりした。

「中央図書館」を名乗る以上は、それなりの体裁を整えてほしい。初めて千葉市の中央図書館に行ったときには、あまりの充実ぶりにワクワクが止まらなかったものだ。それに比べて、狛江市の中央図書館に行ったときには、その貧弱さぶりにガカーリが止まらなかった。まあ、狛江市の人口は8万人なので、規模的に見てしかたがない。狛江市民は世田谷区の図書館も利用できるようなので、世田谷区の図書館に期待してみたい。

通勤については、いまのところ特に大きな問題はない。小田急線はけっこう混雑するという話は聞いたことがあるので、どんなものなんだろうと思っていたけれど、そもそも自分はものすごく早い時間に出社するので、ラッシュ時の混雑とは無縁だったりする。いまは6:30くらいの電車に乗っているので、終点の新宿まで座っていける。当然帰りも座っていけるので、いまのライフスタイルを続ける限りは、通勤については特に問題なさそうだ。

小田急線について驚いたのは、とにかく一駅の距離が短いということだ。毎朝各駅停車で通勤しているわけだけれど、発車したと思ったらすぐに次の駅に停車する。初めて乗ったときには、「お前は都電荒川線か!」と心の中で突っ込んでしまった。実際に歩いてみても、隣駅まで10分もかからない。いままで利用していた総武線と比べると、駅間の距離は半分とか3分の1とか、それくらいだと思う。

ということで、引越してからまだ一週間なので、本当に狭い範囲でしか行動できていないけれど、周辺環境についてはおおむね満足している。これからは、小田急線沿線を中心として、いろいろなところに出かけていきたい。知らない街を散策するのは本当に楽しくてワクワクする。今回の引越しではかなりお金がかかってしまったけれど、このワクワクする感じだけでも十分に元が取れているなと思う。引越しって、こういうワクワクする感じが大事だよね。



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