18/08/26 ターミナル駅周辺は住みにくい 新居に引越して約1か月が経過したので、周辺環境を含めた住み心地についてレポートしてみたい。自分が住んでいる物件は、栄町という千葉県最大の風俗街にある。その気になれば正確な場所はすぐに特定できると思うので、ぜひ遊びにきてください。千葉駅からは徒歩5分くらいの場所にあり、駅からの距離だけを考えれば便利な立地といえなくもないが、実際にはそれほど便利でもない。 まず、一番困るのが、大きなスーパーが駅周辺にないということだ。仕事帰りには、その日の晩酌として飲み食いするものを買って帰りたいのだけれど、自分の帰宅経路の途上に、ビールとつまみが一緒に置いてあるような適当なお店が存在しないのだ。コンビニならあるけれど、コンビニはスーパーに比べて品揃えが貧弱だから、毎日利用する気にはならない。 しかたないので、アパートとは反対方向にある小さなスーパーに立ち寄ることになる。かなりの距離を遠回りすることになるので、駅から近い場所にあるという立地的に有利な条件がまったくいかされていなくて、こんなことならもっと駅から遠くても、スーパーが近くにある物件を探せばよかったと後悔している。 しかし、最近になって近くにOKストアという素敵なスーパーがあることを発見した。このスーパーは本当に素敵で、とにかくいろんなものが安いのだ。自分は、いろいろな場所を散歩しながら、その街にあるスーパーの品ぞろえなどをチェックするのが好きなのだが、これまでチェックしてきたさまざまなスーパーの中でも、価格はダントツに安いと思う。 特に、惣菜系の安さは圧巻で、おにぎりが49円、のり弁が198円、カツ丼が299円など（いずれも税抜き価格）、こんな価格設定でどうやって利益を出しているのかと余計な心配をしてしまうくらいに安い。実際に食べてみたのだが、安かろうまずかろうという感じではなく、それなりに美味いし、ボリュームにしてもかなりしっかりあって、十分に満足できる。 それよりもすごいのがピザだ。直径30センチのピザが、わずか469円（税抜き）で売られている。種類も豊富で、常時5〜6種類のピザが用意されている。おそらく、普通の食欲の人間であれば、丸々1枚食べれば十分すぎるほど満腹になるだろう。4分の1にカットされたピザも売られていて、こちらは1ピース122円だ。自分の場合、これを2つ食べれば、十分に満腹になる。 ということで、最近は会社から帰ると、そのままママチャリに乗ってOKストアへ買い出しに行っている。自転車で片道10分弱くらいの距離なので、面倒といえば面倒だけれど、とにかく安いので、それだけの時間と手間をかける価値は十分にあると思う。あまりにも安いので、ついついテンションが上がってしまい、必要のないものまで買ってしまうのがちょっと困るけれど。 そんな感じで、仕事帰りのスーパーという問題については、OKストアという素晴らしいお店のおかげでなんとか対応できているが、スーパー以外にも困った問題がある。それはクリーニング店に関する問題だ。稲毛に住んでいるときには、近所にあったクリーニング店を利用していたが、そのお店はワイシャツ1枚150円という、けっこうリーズナブルな価格設定だった。 引越してから近所のクリーニング店を探してみたところ、白洋舎という店が一番近いということがわかった。しかし、価格を調べてみると、ワイシャツ1枚が350円もするのだ。いやいや、ワイシャツ1枚350円なんて、絶対に無理だから。3,000円とか4,000円で買ったワイシャツなのに、その1割にあたる価格でクリーニングに出すなんて、絶対に考えられないから。 さらに探してみたところ、ちょっと距離は遠くなるけれど、稲毛で利用していたチェーン店の系列店が見つかったので、いまはそのお店を利用している。ただ、徒歩で行くにはちょっと遠いので、こちらもOKストアの場合と同様に、ママチャリに乗って出かけることになる。まあ、ワイシャツ1枚に350円出すことを考えれば、ちょっと遠いくらいのことは我慢しなければならないだろう。 ということで、千葉駅の周辺はかなり住みにくいということがわかった。おそらく、こうしたターミナル駅の周辺というのは、商業地域としての要素が強くて、実際に住む人は少ないのだろう。だから、毎日の生活に不可欠なスーパーやクリーニング店といった施設が絶対的に少なくなってしまう。結論としては、千葉駅周辺は住みにくい環境ではあるけれど、OKストアだけは素晴らしいよ、ということだ。 今週の覚書一覧へ |