19/03/31

花粉症のその後の経過について

ついに花粉症を発症した件について」で書いたように、去年から本格的に花粉症を発症してしまった。それまでは花粉症なんてまったくの他人ごとで、「花粉症になる人は気合が足りないんじゃないの? 自分は気合十分だから、花粉症になんて絶対にかからないし」、なんてものすごく失礼で頭の悪いことを思ったりしていたのだが、いざ自分が花粉症になってみると、いままで本当にすみませんでした、という感じだ。



今年は、例年よりも花粉の飛散量が多いという予想だったので、かなりビビっていた。というか、毎年のように、「今年は花粉の量が多め」みたいなことを言っているような気がするのは自分だけだろうか。ボジョレーヌーボーは毎年、「今年は最高の出来」みたいなことを言っているけれど、花粉量の予想についても、なんだかボジョレーみたいだなと感じている。

ということで、今年の対策としては、まずはマスクとメガネで花粉をガードし、それでダメなら市販薬を試してみて、それでも効果がないようならば病院に行って薬を出してもらうという三段構えで行くことにした。ただ、自分の中では、結局は病院に行くことになるんだろうなと思っていた。マスクとメガネだけで花粉症を抑えられるのであれば、これほど多くの人たちが花粉症で苦しむことはないはずだから。

しかし、結果から言うと、自分の場合はいまのところ、マスクとメガネだけで花粉症をほぼパーフェクトに抑え込んでいる。まさか、マスクとメガネがこれほど効果があるなんて予想していなかった。メガネはJINSで買ったもので、花粉をガードするためにゴーグルみたいな形状になっている。ちょうど、上の写真みたいな感じだ。しかし、マスクとメガネをつけた姿はかなり怪しくて、街中で歩いているときにビルのガラスに映る自分の姿を見て、コイツ、いかにも怪しいヤツだな、と自分でも思ってしまうくらいだ。

今年は、2月の半ばくらいから花粉が飛び始めたようだけれど、その頃はまだ飛散量が少なくて、無防備な状態で外を歩いてもまったく平気だった。しかし、3月に入ったばかりのある日のこと、外出先から帰って部屋で落ち着いたときに猛烈に目がかゆくなったので、今年もついに来たか、と思った。その翌日から、外を歩くときには必ずマスクとメガネをするようになった。

しかし、マスクとメガネの両方を装着すると、すぐにメガネがくもってしまうということに気付いた。歩いているときならなまだしも、自転車に乗っているときにメガネがくもってしまうと、危なくてしかたがない。メガネのくもりを防ぐ方法はないものかとググってみると、マスクのワイヤーの部分を内側(または外側)に折るといいということがわかった。早速試してみたのだが、普通にくもる。ということで、この方法は即却下ということになった。

次に、ティッシュを細く折ってマスクのワイヤーの部分に当てるという方法を試してみたところ、なかなかの効果があることがわかった。ただし、完全にくもらないというわけではなくて、たとえば自転車で坂道を上っているときなどはどうしても息が上がってしまうため、やっぱりくもってしまう。危険を感じて車道から歩道に避難して自転車を止めたことも何度もある。

それでも、まずまずの効果はあるので、現在はこの方法を採用している。鼻の部分のフィット感を高めてメガネのくもりを防ぐマスクもあるようだけれど、未使用のマスクがまだ残っているので、すべて使い切ってから、そういう高機能のマスクを買おうと思う。いまあるマスクというのは、10年くらい前に生協の懸賞か何かで当たったもので、ものすごく普通のマスクだ。長時間つけていると、耳の後ろが痛くなるのが困る。

最近では、花粉症にかかる子供が増えているらしい。なんでも、3歳くらいから花粉症を発症する子供もいるというから驚く。この先、花粉症を根本的に治療する方法が開発されなければ、一生花粉症と付き合っていかなければならないわけで、なんとも大変だなと同情してしまう。これから本格的に暖かくなるという、だれもがウキウキする季節を、花粉症のせいで楽しむことができないというのはかわいそうだ。

それはともかく、今年のスギ花粉のピークはどうやら過ぎたらしい。ほぼパーフェクトに花粉症を抑え込んだまま飛散のピークを越えたというのは、非常に喜ばしいことだ。ただ、これで終わりというわけではないし、そろそろヒノキの花粉も飛び始めているらしいので、まだまだマスクとメガネを外すわけにはいかない。ただ、だいぶ慣れてはきたけれど、マスクとメガネの両方をつけるというのは、本当にうっとうしい。



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