21/03/07

好きなスーパーと嫌いなスーパー

日々の生活において、スーパーというのは非常に重要な存在だ。駅の近くに安くて品揃えが豊富なスーパーがあるかどうかで、日常生活が大きく左右されてしまうのは間違いない。駅前にはスーパーがなくて、日常的に利用できるのはコンビニくらいしかないという場合、普段の食生活に大きな影響をおよぼす。独身だったら、毎日コンビニ弁当ということになりかねない。



毎日コンビニ弁当というのは、栄養的な偏りという問題よりも、家計的な問題の方が心配だ。外食するよりは安上がりかもしれないけれど、自炊する場合と比べたらコンビニ飯は圧倒的に高い。「今日は栄養的なバランスを考えて、ちょっとサラダを追加してみるか、それとカップスープ的なものも欲しいな」みたいな感じでメニューを組み立てたら、下手に外食するよりも高くなってしまうことさえある。

ということで、近くにスーパーがあるかどうかというのは、非常に重要な要素だ。自分が引越しをするときに一番重視するのが、スーパーの立地と商品の価格だ。引越し先をロケハンするときには、まず最寄りのスーパーを見学する。引越しを検討している物件の近くにスーパーがない場合は、よほどのことがない限り、引越し先の候補からは除外する。とか言いながら、以前に住んでいた千葉駅近くの物件の場合、駅前に適当なスーパーがなかったけれど。

便利な場所にスーパーがあったとしても、それだけではダメで、置いてある商品の値段が安くないといけない。自分の勝手な感想だけれど、野菜の値段が良心的なスーパーならば、全体的な値段も安いと思う。どのスーパーでも、店に入ってすぐのところに野菜コーナーを設けているから、野菜コーナーがスーパーの最も重要なエリアなのだろう。だから、野菜が安いスーパーであれば間違いないはずだ。野菜は高いけれどそれ以外は安いなんていうスーパーはあまり見たことがない。

そんなわけで、自分にとっての理想のスーパーは、「駅の近く(または自宅の近く)にあって品揃えが豊富で、しかも安い」というスーパーだ。まあこれは、自分だけでなくすべての人にとっての理想のスーパーだろうが、この条件を満たすスーパーというのは、それほど多くないという気がしている。適当なところで満足できればいいのだろうが、東京にはいろんなスーパーがあるので、どうしてもわがままな感じになってしまう。

自分が一番好きなスーパーはオーケーストアだけれど、駅から微妙に遠いというのが難点だ。駅に近いオーケーストアもあるのかもしれないけれど、自分はこれまでに駅近のオーケーに出会ったことがない。いま住んでいる物件の近辺にはオーケーストアが3店舗あるけれど、どれも駅からはけっこうな距離がある。なので、ママチャリに乗って週末に買い物に行くというのが、オーケーの基本的な利用方法だ。オーケーが駅前にあればどんなに便利だろうか。

オーケーストアの次に好きなのが業務スーパーだ。オーケーストアもコスパは相当高いけれど、業務スーパーはさらに高い。なにしろ、店名に「業務」という単語が入っているくらいだから、大容量で低価格な商品が多い。大家族だったら、業務スーパーはものすごくありがたい存在だと思う。大容量な商品以外にもお得な商品はたくさんあるので、自分のような独り身にとっても非常にありがたいスーパーだ。

オーケーストアと業務スーパーが自分にとって不動のワンツーだけれど、その次に好きなのがイオンだ。とにかく品揃えが豊富なので、店内をぶらぶらと見て回るだけでも楽しい。圧倒的に安いというわけではないけれど、プライベートブランドである「トップバリュ」の商品はかなり安くてお得だと思う。中には「まずかろう安かろう」的なものもあるけれど、「この値段でこんなに美味しくていいの?」みたいなものもあって、そういう商品を探すのも楽しい。

あとは、個人経営のスーパーも大好きだ。いま住んでいる喜多見には「たぐちフーズ」という個人経営のスーパーがあるのだけれど、野菜や魚などの生鮮食品が品揃え豊富で安いので、よく利用している。たとえば、大ぶりの本マグロが気前よく入っている刺身の盛り合わせが1パック500円で売られていたり、あん肝やクジラの刺身といった、普通のスーパーにはないような商品があったりして、全力で応援したくなるスーパーだ。

それとは逆に、Odakyu OX とか京王ストアとか東急ストアなどの鉄道会社系のスーパーは嫌いだ。なぜならば、品揃えは中途半端なのに、価格がけっこう高いからだ。北野エースとか成城石井とか、そういった高級スーパーであれば、まだ許せる部分はある。こうした高級スーパーには、その店でしか買えない美味しいものがあったりするからだ。

しかし、Odakyu OX などのスパーは中途半端に高いだけで、品揃えも特に豊富だとは思わないし、品質が高い商品が揃っているという感じでもないし、とにかく何もかもが中途半端なのだ。鉄道会社系のスーパーということで、駅から至近距離にあるのは素晴らしいと思うけれど、それ以外はまったく評価すべき点がない。本当に、店内を見て回ってもまったくワクワクしないのだ。

そのほかにも、LIFEとかサミットなどのスーパーがあるけれど、こうしたスーパーについては特に何も感じることはない。可もなく不可もなくといった感じだ。結論としては、オーケーストア、業務スーパー、イオンが自分の好きなスーパーのトップスリーで、Odakyu OX とか京王ストアとか東急ストアなどの鉄道系スーパーは中途半端に高いから嫌い、北野エースとか成城石井は自分には高いけど、見て回るだけなら楽しい、といった感じだ。



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