19/11/10

冷蔵庫を買った件について

ということで、ただいま絶賛引越しの準備中だ。といっても、荷物はそれほど多くないので、まだ荷造りなどは始めていない。とりあえず、ガス、水道、電気の移転手付きから始めているような感じだ。これまでに引越しは何度もしているし、ついでに言えば去年引越したばかりだから、引越しにあたってやるべきことのリストは頭の中にきっちりと入っている。



前回の覚書でも書いたように、引越し先の部屋はいまの部屋よりもかなり狭くなってしまう。いまの部屋は約25平米で、引越し先の部屋は約20平米だが、たった5平米違うだけでこんなに狭くなるのかと思うくらいに狭く感じる。稲毛の超高級マンションからいまの物件に引越してきたときには、収納をはじめとしていろんなものが劇的に狭くなったり小さくなったりして衝撃を受けたけれど、今回はそれよりもさらに狭くなるわけだ。

たとえばクローゼットについても、いまの物件のクローゼットより幅も奥行きも狭くなっていて、いま使っている衣装ケースが入らないという事態になっている。いまの物件に引越すときに、超高級マンションで使っていた衣装ケースが入らないということがわかったので、新しい衣装ケースを買ったのだけれど、転居先ではその衣装ケースでさえ入らないほどクローゼットが狭いのだ。

自分は着た切り雀で、持っている衣服の量はかなり少ないと思うけれど、それでも、手持ちの衣服を思い切って処分しないと、転居先のクローゼットには収まらないと思う。おしゃれに無頓着な自分でさえ、こんな感じでクローゼットの収納力に頭を悩ませているのに、おしゃれ好きな若い女子なんて、いったいどんな方法で対処しているのだろうか。まあ、いい機会なので、ただでさえ少ない衣服をさらにスリムにしていこうと思う。

当然ながら、キッチンも狭い。いまの物件に引越してきたときには、超高級マンションと比べてそのあまりの狭さに、「こんなに狭くて料理なんてできるか!」と何度も叫んだものだ。新居のキッチンはそれよりもさらに狭いわけで、どうしたら効率的な作業空間になるのかを考えなければいけない。とりあえず、まな板については、いま使っているものよりも一回り小さいものを買おうと思っている。

引越しが決まってからずっと悩んでいたのが、いま使っている冷蔵庫の処遇についてだ。いま使っている冷蔵庫は結婚したときに買ったもので、冷蔵室、野菜室、冷凍室の3つに分かれている。高さは、身長170センチの自分と同じくらいはあるので、一般的な家庭にある冷蔵庫と同じくらいのサイズだと思う。

このファミリーサイズの冷蔵庫を新居に持っていくかどうかで、ずいぶんと悩んだ。それはもちろん、新居が狭いからだ。せめていまの物件と同じくらいの広さがあれば、まったく迷うことなくいまの冷蔵庫をそのまま使うことになっただろう。しかし、実際にこの冷蔵庫を新居に置いてみたとしたら、相当な存在感というか圧迫感が出てしまうと思う。

新居の冷蔵庫スペースの幅は60センチで、いま使っている冷蔵庫の幅も60センチだ(正確には59センチです)。なので、とりあえずギリギリ入らないこともないので、このまま使い続けるという選択肢もある。実際に、貧乏性の自分は「せっかく問題なく使えているのに処分するなんてもったいないから、このまま使おう」という結論に傾きかけていた。

しかし、結局は新しい冷蔵庫を買うことにした。その理由は、「冷蔵庫の上に電子レンジを置きたい」からだ。いまの冷蔵庫は自分と同じくらいの背丈があるので、当然上には何も置けない。なのでいまは、チェストの上に電子レンジを置き、さらにその上に炊飯器を置いているという状態になっている。これが、冷蔵庫の上に電子レンジが置けたら、スペースをかなり有効に使うことができるわけだ。

そもそも、自分は一応自炊はしているけれど、凝った料理なんて作れないし作る気もないので、冷蔵庫の中は常にスカスカだ。常に冷蔵室に入っているものといえば、大量のビールもどきと(すみません、ほぼアル中なもので)、大好きなネギとピーマンを中心とした野菜類と、オーケーストアで98円くらいで買ってくる卵くらいのものだ。冷蔵室でさえこれくらいなので、冷凍庫なんてもっとスカスカだ。

ということで、狭い新居に合わせて小さな冷蔵庫を買ったという、どうでもいいようなネタを書いてみた。いまの冷蔵庫は買ってから15年が経つけれど、まったく問題なく使えているから、ここで手放すのはすごくもったいない気がするけれど、そのサイズを考えると、やっぱりいろいろと無理がある。コンパクトな冷蔵庫に変えたことをきっかけにして、これからの生活もさらにコンパクトなものにしていきたい。



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