18/12/09

マキタのコードレスクリーナーが素晴らしすぎる件について

以前から使っていた掃除機がマズイ状況になってきたので、新しい掃除機を買うことにした。というのも、ホースの根元の部分がパックリと裂けてしまい、だましだまし使っていたのだが、そろそろ限界という状態になってしまったのだ。いままで使っていたのは、ごく普通の紙パック式の掃除機だったが、何かと話題のダイソンの掃除機についてもちょっと興味がある。



そこで、ネットでいろいろと調べてみたところ、意外にもダイソンのクリーナーの評判があまりよくない。たしかに、絶賛している口コミもあったりするけれど、すぐに壊れたとか、意外に重くて取り回しが大変だとか、充電にかかる時間が長い割に稼働時間が短いとか、実際に使ってみた人にしかわからない感想がいろいろと書かれていて参考になる。

そうした過程で発見したのが、マキタというメーカーのコードレスクリーナーだ。掃除機といえば、三菱とか東芝とか日立とか、そういう大手メーカーの製品しか知らなかったが、マキタというのは電動工具のメーカーで、その品質の高さを武器に、世界各地でビジネスを展開しているらしい。会社のホームページを見てみると、電動ドリルなどが主力製品のようだ。ホームページのデザインからも、なんだか実直そうな社風を感じて好感が持てる。

マキタのコードレスクリーナーの口コミなどを調べてみると、非常に評価が高い。CL107FDというモデルが主力モデルのようで、価格は約13,000円だ。ダイソンだと5万円くらいはするから、それに比べれば圧倒的にお手ごろだ。それに、ダイソンの掃除機はあの近未来的とでも言うべきデザインが決定的にカッコ悪い。むき出しにして部屋の中に置いておくのがはばかられるくらいのカッコ悪さだと思う。

その点、マキタの掃除機はシンプルなデザインなのがいい。以前住んでいた超高級マンションは、収納もたっぷりとあったので、掃除機は納戸にしまっておくことができたのだが、いまの部屋はそういう便利なスペースがないので、どうしても掃除機をむき出しの状態で部屋に置かざるを得ない。だから、変に目立つようなデザインよりも、なるべく地味でシンプルなデザインのほうがいい。

ということで、CL107FDというモデルを買った。まず驚いたのが、その軽さとコンパクトさだ。荷物を受け取るときに、こんなに小さくて軽いの? 本当にこの箱の中に掃除機が入っているの? と思わず疑ってしまったくらいに軽くてコンパクトなのだ。実際に組み立てて持ってみたところ、本当に軽い。早速充電してみたのだが、わずか20分ほどで充電が完了した。ダイソンの場合は3時間とか5時間くらいかかるらしいから、それに比べても圧倒的に充電時間が短い。

実際に掃除をしてみると、本当に軽くて取り回しが楽だ。軽いだけでなく、コードレスだということも大きい。コードがないということがこれほど楽だなんて、実際に使ってみるまでは考えもしなかった。とにかく軽くて扱いが簡単なので、掃除機をかけるということに対する抵抗感がほとんどなくなった。ちょっとゴミを見つけたら、すぐに掃除機をかけるようになったのだ。

これまでは、ちょっとしたゴミを見つけても、明日の朝掃除機をかければいいや、みたいな感じで、掃除機をかけるのは1日1回という暗黙のルールが自分の中にできていたけれど、これは、掃除機を納戸から出してきてコードをコンセントに挿し込み、部屋から部屋へと移動する際にコードを抜いてはコンセントに挿しなおす、という行為に対して、自覚のないまま面倒くささを感じていたということだろう。

しかし、マキタのコードレスクリーナーなら、そういう面倒さを感じることはほとんどない。掃除に対する意識が大きく変わるくらいの手軽さと性能だということを強く実感している。おそらく、もう二度とコード付きの掃除機を買うことはないだろう。この先、どんな超高級マンションに住むことになっても、マキタのコードレスクリーナーを愛用し続けるだろう。それくらい素晴らしい。

ただ、そんなマキタのコードレスクリーナーにも、弱点がないわけではない。実際に使ってみて唯一の弱点だと感じるのが、ラグを掃除するときの吸引力だ。ヘッドにブラシが付いているわけではないので、ラグの奥からゴミやほこりを掻き出して吸い込むということができない。この点については、おそらくダイソンには大きく負けていると思う。ラグについては、コロコロクリーナー的なもので対応するのが正解だろう。

ということで、掃除機の買い替えを検討しているあなたに、マキタのコードレスクリーナーを強くお勧めしたい。絶対に満足できると思います。



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